直前ならではの
おさらい会の伴奏合わせも
いよいよ週末で最終組となりました。
みなさん焦る気持ちが・・・
『今までできていたところが
全然できなくなっちゃいました(´;ω;`)ウッ…』
『吹ける気がしません~(泣)』
『緊張しそう・・・』
色々な焦りの声が聞こえてきます。
こんな時だからこそ
一つづつ丁寧に。
音と息を合わせていきますよ♪
あがり症だった過去
私は昔、あがり症でした。
『人前で吹きたいわけじゃなくて
自分で吹く時間を楽しみたいんです。』
そんな時代がありました。
(自分のことしか考えてなかったなあ。)
だから学校を卒業してからは
一度、一般企業に就職して
音楽の道以外を選んだのです。
今は克服して、
聴いてくださる方のために
演奏をしているわけですが。
これは残念ながら慣れとかではありません。
経験を重ねたらいつか大丈夫になるだろう
”いつか”というのはなかなか来ないんですよね・・・。
人前での演奏が
どれだけ緊張するか分かっているから
レッスンでは
それをプラスにできる方法をお伝えし、
克服できる機会を多く取り入れています。
どうやってあがり症を克服したのか
もちろんきっかけや
勉強したこともあるのですが、
一つは
自分の音をちゃんと聴いていますか?
自分の出す音に責任を持っていますか?
ということです。
”間違えないように”が先にきて
楽譜と指を一生懸命合わせることを頑張る
それはそれで必要なことですが、
そこに心はあるかな?
歌を歌う時に
音に言葉一つ一つを当てはめてしまうと
ぎこちなくなりますよね?
フレーズを意識して歌っているはずです。
(もちろん正確に歌おうとしたら
他にも気にすることはたくさんありますが)
自分の音や響き、音楽に
こだわりをもって
集中すること
そうすると他のところ(客席)を
気にしている余裕はないはずです。
(慣れたら客席との温度感も楽しめますよ♪)

自分のイメージを音にする
音楽を作る
歌い上げる
時には
憧れのあの人になりきる!
それができるようになったら
ガチガチに緊張して震えが・・・
ということがなくなりました。
自分の音を、音楽を
大切にしていきましょうね!


